ウル。
2010年 07月 22日
ウル、5歳。にしてやっと避妊手術を終えました。
ほんとは、生後1年以内が理想らしいのですが、ずーーーーーーっと迷ってたんですよね。
手術の利点は、子宮の病気にならないこと、乳腺症が起こりにくいこと、などから結果的に寿命が長くなる。
早ければ早いほど、その効果は期待できるらしいです。
でもね、健康な状態の臓器を摘出するのってなんか抵抗があって。
そして同じ生物として、子宮と卵巣を取られるのって居た堪れない。
旦那も基本的には賛成ではなかったし。
病気になったらそれがこの子の寿命だってことじゃないかと、そういう考えでしたので。
ペットに対する考えは様々なのでどれが正しいのか分かりませんが、旦那の言い分は良く分かるのです。
ウルは家族ですが、人間と犬との一線を引くとこは引かなければならないと私も思っているので。
色々悩みながら、それでも手術をすることに決めたのは、
去年、トリミングの担当さんから、『この子、乳腺症の可能性があります。』と言われたからです。
乳腺症は、かかってしまったら死ぬ可能性がとても高い病気で。
もし、手術をしていたらかかってなかったかもしれないのにと、ものすごく後悔しました。
即病院に連れて行ったら、ただの間違いでほっとしたんですけど、最低限の出来ることはやっておこうと思ったわけです。
私は小さいころから数々のペットの死や別れを経験してきましたが、そのたびに感じてきた『思い』というものがありまして。
ペットとお別れをするときは、『ごめんね。』ではなく、『ありがとう。』と思いたい。
だから、どうか、この手術も私の自己満足なんかではなく、ウルのためであってほしい。
そう思っています。
今はかわいそうなことに術後間もないので元気がないけど、早く元気に走り回ってほしいな。
そしてどうか、元気に長生きしてくれますように。
生き物を飼う責任の重さを、改めて感じた出来事でした。
by 0411nami | 2010-07-22 22:49 | 家族